初めての方は前回記事「元旦おせち事件 1」からお読みください。
1月2日
2日の夕方、電話が鳴った。相手は郵便局のなんとか調査部(よく分からん)からだった。
〒「昨日、お届けになって取り違いになった荷物の件ですが」と詳しい事情を聴いてきたのだった。これこれこういうわけでと話すと、「分りました。またお電話します」とのこと。
調査?って、へ?、どうなってるんだ?
1月3日
そしてまた次の日、同じような内容の電話が郵便局からかかってきた。こちらとしても気になるので、「結局どうなったんですか」と問いただした。
すると、
「ゆうパックの配達員が「手違いをした」と荷物(おせち)を持ち帰り、局の者にあらかたの経緯を説明したようなのです。その後詳しく話を聴こうをしたのですがー、実は彼がつかまらないんです」と。
ええー!(唖然)
ゆうパックじいさん、打ちひしがれて、もしや、し、失踪?
こちら「じゃあ、おせちは先方には届けなかったんですか」
〒「いえ、届けたようなんですが、返されたようなんです」
(郵便局の立場から言えば、それは当然なことだろうが)
あちゃー! 善意でやったことが裏目に出てしまった。
その時私の脳裏に浮かんだのは、「こんな素性が分らんものは受け取れん!」と突っ返された光景だった。
哀れ、ゆうパックじいさん。きっとおせち料理を持って途方にくれただろう。だが他の配達を済まさなければならないので、その後仕方なく局へ持ち帰ったのだ。そして一応の事情を説明した後、フッといなくなった...(のか?)
ではあのおせちは今、郵便局に?
3日も経った宙ぶらりんなおせち料理...
1月4日
郵便局から調査担当二人が謝罪と事情を説明に来た(らしい)。
(僕たちは3日に実家から帰ってしまったので、詳しいことは分らないが大方こんなことだったようだ。)
義母「ではその品物は今どうなっているんですか」
〒「今は送り主に返すべく、あちら(送り主に近い)の郵便局にあります」
今度は義母が慌てた。
「それは困ります。せっかく頂いたものを送り返すなんて。相手の好意に泥を塗るようなことは私の立場的にも困ります。すぐこちらに届けて下さい。」と。
送り主に腐りかけたおせち料理を返そうとしていた郵便局。
いったい何考えているんだろう?
そんなこんなで、結局、あのおせち料理は本来送られる義母のもとへ届けられたはずだ。でもそれは破棄されるために、である。嗚呼、食べられずに捨てられてしまう「高級ホテル特製・豪華2段重ね」(多分)のおせち料理。
ともあれ、こんな騒動が元日早々からあった2006年の正月だったわけで。(黒板純風)
しかしー、
原因調査だのしているヒマがあったら、そのおせちをすぐに(食べられるうちに)届け直して欲しかったぞ。< 郵便局
そんなことを思うと、こんなことわざが...(意味はあまり関係ないけど)
理詰めより重詰め(りづめよりじゅうづめ)
rhythm airy jazzmen.
リズム軽いジャズマン。
音声はここ
【意味】
理屈でやり込めるより、相手が喜ぶものでそれとなく分らせるほうが事はうまく運ぶものだ。
それにしても、ゆうパックじいさん。あなたは今どこに?
-おわり-
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